米国の精神科医は､精神分析的精神療法（力動的精神療法）あるいは認知行動療法を学ぶことが義務づけられています｡日本では精神療法研修が義務化されていないために､診断して処方を出すという診療スタイルの医師が増えたことも否定できないでしょう｡私は研修医時代から精神分析的精神療法のスーパーヴィジョンや研修を受けてきました｡現在は研修､講義､スーパーヴィジョンをする立場になりましたが､精神分析的精神療法も行っています｡
　精神分析や精神分析的精神療法とは､私達の生活や対人関係を支配している無意識的葛藤を知り､そして洞察や内省を活用し自我（心）の成長を促す治療です｡
　治療開始前には､4回の診断面接を行い､自我機能12項目についてのアセスメントを行います｡自身の心の機能についての理解が得られます｡自我機能アセスメントだけでも受付けをしております｡
　フロイトによって創始された精神分析学は､現在の臨床心理学や精神医学の基本理論となっています｡
　精神分析的精神療法は､トレーニングを積んだ精神科医や臨床心理士によって行われるものです｡体系的なトレーニングを受けているか否かで治療効果も違うはずです｡
　治療に関心がある方は､先ずメールで問い合わせてください｡